MAILMAGAZINE-20210208


 
こんにちは。ハンターダグラスジャパン株式会社です。
 
今回は、結露と断熱についてお話しさせていただきます。
 
結露とは?
冬になると、ガラス窓に結露が現れることがありますが、窓ガラスの結露は、外気温と室内気温の温度差、室内の空気に含まれる水分の量に関係します。空気の中には、水蒸気がありますが目には見えません。気温が高い方が多くの水蒸気を含みます。また、気温が低いと含むことができる水蒸気は少なくなります。
 
 
気温が高いうちは水蒸気のままでいられますが、気温が下がり始めると、水蒸気は「凝結」(ぎょうけつ)を始めて、水滴になります。部屋の中の温かい空気に含まれている水蒸気が、冷たい窓ガラスに触れることで、温度が下がり、水滴が付くというものです。
 
 
起きている時間にヒーターを使用して、睡眠時にヒーターを切ると、室内の温度は徐々に冷えてゆき、壁や窓ガラスに近い部分からだんだん、結露が出始めます。結露を防ぐには、適度な温度調節、換気などが必要となります。
 
断熱とは?
熱は物を通して伝わる性質を持っています。
寒い部屋においてあるスプーンやフォークなどに触れると冷たく感じることがあります。これは体温が金属に伝わった結果、冷たく感じるのです。同じ部屋においてあるタオルに触れるとあまり冷たく感じません。
これは金属よりも布の方が熱を伝えにくいからです。
断熱とは、この「熱の伝わりやすさ」「伝わりにくさ」を利用したもので、様々な素材が使われます。
一方、「遮熱」は赤外線などの輻射熱(ふくしゃねつ)を反射させることで、熱を防ぐ方法です。断熱性能を比べると、「断熱」の方が熱を遮る効果は高いと言われています。
 
 
結露を防ぐ方法の一つに、「窓辺付近(窓ガラス面)の外と内との気温差を少なくする」方法があります。
断熱性能を持つシェードなどで実現することが可能です。
 
 
デュエット・シェードのようにハニカム構造を持っているシェードは、「空気の層」を持っている為、断熱性があります。
「空気の層」に入っている空気は熱の影響で「動き」ます。この動きを「対流」といいます。空気は対流が無い方が、断熱性能が高いのです。逆に、対流が起こるものは断熱性能が低いのです。
 
 
ハニカムシェードを使うと結露が出ないかというと、残念ながらそうとは限りません。
断熱による温度差は少なくできます。あとは、シェード内の対流と、シェードと窓ガラスの間の水蒸気が問題です。ある程度の換気をすることで、シェードと窓ガラスの間に入り込んでいる水蒸気の量を調節できます。
快適な冬をすごしてゆくために、上手な温度・湿度管理を心がけましょう。
 
 
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